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できもの(良性・悪性腫瘍)

皮膚腫瘍はホクロ、イボなどの皮膚表面に生じたできものです。
皮下腫瘍は脂肪のかたまりなどが皮膚の下に生じたできものです。
また原因となる細胞によって良性と悪性に分けられます。

皮膚良性腫瘍の代表疾患

  1. 粉瘤
    皮膚成分が袋状になり、中に垢や膿が溜まります。赤く腫れ上がり、痛みを伴う事があります。
  2. 脂漏性角化症
    皮膚の年齢変化で顔面や体に多発するできものです。茶色〜黒色で表面が隆起しカサカサしています。
  3. 表皮母斑
    皮膚表面が平面または列状に盛り上がります。多くは生まれつきか小児期に発症します。
  4. 脂腺母斑
    脂腺の増加で多くは頭や顔面にでき、黄色〜茶色のごつごつしたできものです。年齢とともに盛り上がり茶色になります。
  5. 色素性母斑
    一般的にホクロと言われます。色素細胞が皮膚表面近くに集まっています。茶色〜黒色の大小の色素斑で、扁平または隆起があります。
  6. 石灰化上皮腫
    毛穴の一部からでき、石の様に硬く触れます。
  7. 黄色種
    米粒から大豆大の平らで黄色いできもので、目の周りに多いです。

皮下良性腫瘍

 

脂肪腫

皮下組織や筋肉の中にできます。いわゆる脂肪のかたまりですが、脂肪細胞が大きくなったものです。

治療方法

液体窒素や高周波メスで治療可能な場合もありますが、基本的には腫瘍を切除し、組織を調べて診断を確定します。切除する場合は、切開を工夫し傷あとが残りにくい治療を行います。
皮膚のできものは多くは良性腫瘍ですが、中には悪性であったり、あまり大きくなると大がかりな手術が必要になることがあります。

日帰り手術

当院では皮膚皮下腫瘍の日帰り切除手術を行っております

日帰り手術の流れ

  1. ご来院のうえ、問診票記入
  2. 診察
  3. 検査
    採血、必要に応じて一部組織検査や画像検査を行います
  4. 手術日の決定
    毎週金曜日午後(完全予約制)。当日手術は基本的にはお受けしていません。軽微なものの場合は当日可能です。
  5. 手術
    局所麻酔注射を行い、皮膚切開し腫瘍を摘出します。傷の大きさや部位により1〜2週間後に抜糸が必要です。摘出した腫瘍は病理検査で組織を確認します。合併症:出血・血腫、感染、再発、傷跡など
  6. 術後診察
    消毒や抜糸、経過観察などを行います。手術内容により異なりますが、患者さんのご都合に合わせて行います。
 

術後の注意点

当日はお傷の部分は濡れないようにしてください。翌日からは可能です。シャワーなどで創部を洗浄し、軟膏塗布し絆創膏などで保護してください。出血や腫脹が悪くなる場合は必ず受診をお願いします。

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もちづきクリニック
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住所
東京都東村山市栄町2-30-2
京やビル101
TEL
042-391-6275
受付
09:15~12:50
14:45~18:20
診療 日祝
午前09:15〜12:50
午後14:45〜18:20

休診日:木曜・日祝日、土曜(午後診)

:眼科 :形成外科・皮膚科 ※形成外科・皮膚科の診療は月曜午前・金曜午前・土曜午前(毎週)

休診日:木曜・日祝日、土曜(午後診)
:眼科 :形成外科・皮膚科 ※形成外科・皮膚科の診療は月曜・金曜・土曜午前(毎週)