翼状片
白目の内側に結膜組織が増殖して黒目に侵入してくる疾患です。
徐々に進行してくると、瞳孔を塞いで視力が低下したり、乱視を起こします。
治療方法は手術を行います。手術の適応は、
- 充血や黒目が欠けるなどの整容上の訴え
- 異物感
- 視力低下
となりますので、患者様と相談の上、決定します。
手術方法
手術の目的は翼状片組織の除去と、増殖組織の抑制です。
そのため翼状片切除および結膜弁移植(遊離弁もしくは有茎弁)を行います。
手術は日帰り手術で行います。術後しばらくはゴロゴロするかと思いますが、徐々に改善します。
点眼を処方して、術翌日、1週間後、1ヶ月後に経過観察します。
合併症は感染症と翼状片再発です。