凍瘡（しもやけ）は寒冷刺激をきっかけとして起こる皮膚の血行障害です。

症状

皮膚の赤みや腫れ、水ぶくれ、かゆみなどの症状を認めます。
特に指先、耳たぶ、鼻、頬など体の中でも血流が乏しくなりやすい部分に多いです。
凍瘡発症後に急激に暖まると、末梢血管が拡張します。血液成分が血管外へ漏れて、凍瘡の症状が進行します。そのため日光に当たる、風呂に入ると悪くなることがあります。

遺伝的素因、糖尿病、高脂血症が関係していると言われています。

治療

ビタミンEの内服や外用
ヘパリン類似物質の外用
漢方薬の内服

予防

寒冷刺激を避ける　寒い日に外に出るときは手袋や耳当て、マスクなどを使用する
局所を暖かくする
マッサージする