水虫(足白癬)あしはくせん
足に白癬菌というカビが繁殖した病気を俗に水虫と呼んでいます。足白癬の次に多いのが爪白癬です。
年齢が上がるにしたがって羅漢者の確率が高くなります。
水虫(足乾癬)の原因
白癬菌はケラチンという蛋白を栄養源に生きているカビですので、ケラチンの多い皮膚の表面の角質や、角質層が変化した毛や爪に感染することが多い病気です。
家庭で足ふきマットやスリッパを長い間共用していると、感染して発症します。
水虫(足乾癬)の症状
- 小水疱型(汗疱型):足の裏に小さな水膨れが生じ、水膨れが破れると皮が剥ける。
- 趾間型:足の指の間の皮が剥けたり、白くふやけたりする。
- 角質増殖型:ヒビ、アカギレのように足の裏全体が硬くなる。
「足の指の間や足の裏がかゆい、また、皮がむける」
「足の指の間がふやけて白くなったり、ジュクジュクしたりする」
「足の裏に小さい水疱ができる」
などの症状があります。
白癬菌は高温多湿の夏に増殖し、秋になると止まるので、上記症状は秋になると自然に収まってきます。
水虫(足白癬)の対策
皮膚の角層に感染した白癬は、抗真菌作用を有する塗り薬をきちんとつければ、良くなります。
自覚症状が無くても、白癬菌は完全に消滅していないので、指の間から足裏全体に最低1ヶ月毎日塗り続けることが大切です。
また、家族からの再感染を防ぐためにも、足ふきマットやスリッパなどの清潔を保ちましょう。
角層がかなり厚くなっている角質増殖型や、白癬菌が髪の毛や爪に寄生している場合は、飲み薬を飲まないと治りません。